介護職基本姿勢10則 一29歳主任介護士からのメッセージ
◇◆◇ 著者からのメッセージ ◇◆◇
平成19年の11月、新風舎より初めて出版させて頂いた本です。 タイトルからも分かるとおり、29歳の時、 グループホームの主任介護士として在勤中に書きました。 「介護職の専門性」の向上、 「介護サービスの質」の向上、 そして、「職員研修の教材」として、 悩み苦しみながら、はじめは職場内の文書として書いたものです。 それまでの特養での介護士、生活相談員の経験も踏まえつつ、 グループホームの主任介護士として、 また自分自身も一人の介護士として、 「こういう介護職であってほしい、こういう介護職でありたい!」という、 祈りにも似た思いを存分に書き込んだ一冊となりました。 若書きで、少々勇み足的な部分もありますが、 それだけにきれいごとでない内容となっています。 現場で傷つきながらも奮闘している介護職にとっては励みとなり、 勇気づけられた、との言葉も頂きました。 「介護において何が正しいのか分からない・・・・・・」 「先輩、上司、リーダーとして何を指針としてよいのか分からない・・・・・・」 「介護の質、職場の雰囲気を何とか変えたい・・・・・・!」 「新人をはじめ職員の研修で困っている・・・・・・」 とりわけ、このような悩みを持たれている方には強く共感を頂いています。 ただ、残念なことに、出版元の新風舎の倒産により、 製作・流通がストップしてしまいました。 そんな中でも「読みたいのですが、どうすれば手に入りますか?」という お問い合わせをいくつか頂きましたので、 この度小冊子を製作し、販売させて頂くこととなりました。 今回、PDFでの販売になります。 これまで、介護現場の主任さん、相談員さんをはじめ、 施設長をされている方、また看護師さん、教職員の方などに、 お読み頂いており、ご感想やご意見を頂戴しています。 その中で、介護の仕事についての意見交換、交流を図ることもでき、 僕などより余程頑張っておられる素敵な方々と出会うことができました。 まだ直接にはお会いしたことはない方ばかりですが、 こうしてインターネットがきっかけで僕の本を読んで下さり、 交流が持てることを本当にうれしく思っています。 同じ介護の仕事に携わる者同士、地域や年代を超えて、 双方向でのつながりが持てる、というのも、 インターネット時代の恩恵だと感じています。 ぜひ、一生懸命頑張っておられる方々と共に、 これからの介護をつくっていけたら、と思っています。 よろしくお願いします。
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